ハイライトよねやま 32
(財)ロータリー米山記念奨学会
2002年10月11日発行
1. 寄付金速報 〜9月の寄付金〜

9月末の寄付金は3億7千7百万円。前年同期と比べ9.0%、約3千7百万円の減少となりました。普通寄付金は前年同期比6.9%減、特別寄付金は11.7%の減少です。このまま寄付金の減少が続きますと、奨学生年間1000名を支えるのが困難になってきます。10月は米山月間です。各地区・クラブで米山担当者が、卓話で実情をお話ししています。この貴重なご寄付がなければ、当会の奨学金事業が成り立ちません。どうぞ、寄付増進に向けてご協力くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。(大庭)
2. ビチャイ・ラタクルRI会長の米山梅吉記念館訪問について

 来る11月27日(水)に、RI会長ビチャイ・ラタクル氏が静岡県三島市にある米山梅吉記念館を公式訪問されます。日本のロータリーの創設に貢献した米山梅吉翁の名前は、アジアに広まっています。ラタクル会長ご自身の「米山梅吉氏という優れた人物を通して、日本やアジアのロータリーを理解したい」というお考えから、今回の訪問が実現しました。当日は三島市の東レ総合研修センターにて、ラタクル会長の記念講演会も開催されます。
米山奨学金は梅吉翁の名を冠して始められた奨学金ですが、米山奨学生の第一号もまた、タイから招聘された青年ソムチャード氏でありました。米山梅吉記念館では、RI会長公式訪問記念の特別展が開催されます。(会期2002年11月15日〜2003年1月15日 /(財)米山梅吉記念館 電話055-986-2946) 

3. 米山学友の生の声を… 元米山奨学生を卓話に招いてみませんか?

毎年、米山月間に全国の元米山奨学生(米山学友)がクラブの卓話に協力をしています。東京学友会の例を挙げますと、卓話協力者リストを作成し、東京の地区米山奨学委員長経由でクラブ米山委員長へ配付しました。その結果、約10クラブから卓話の要請がありました。また、2780地区学友会では「学友・奨学生メーリングリスト」で卓話協力者を募り、地区米山奨学委員と立候補のあった学友のペアで、すでに33クラブへの訪問が決まっています。学友本人の口から米山奨学金の成果や、感謝の言葉を聞くことで、更なるロータリアンの理解を得ています。学友たちも、卓話の協力に意欲的です。
(繻エ くわはら)

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